スペーシアの乗り心地は突き上げがなく静粛性に優れた優良車という口コミ多数!

スズキのSPACIA(スペーシア)といえば、月間1万台以上を売り上げる人気の軽自動車です。
購入を検討している方にまず、気にしてほしいのがスペーシアの乗り心地です。
本記事ではその乗り心地について実際にオーナーの意見や評価をもとに良い点や悪い点を解説していますのでぜひご覧ください。
それではスペーシアの乗り心地について詳しく見ていきましょう!
もくじ
突き上げはあるが乗り心地は良い
出典:スズキ スペーシア
スペーシアの走行時の評価について確認したところ、意外な評価がかえってきました。
オーナーの口コミ:突き上げはあるが満足
- 突き上げ感は大きい感じはしますが、路面の細かい凹凸等は拾わないので、不快感はありません。
- 突き上げも気にならないレベルです。
- 突き上げはこのクラスならどの車でもあるし、これも慣れですね。
- 要所要所では、スッとショックを吸収してくれて、嫌な突き上げがない。
軽自動車であればどの車もありがちな、荒れた路面やマンホールなどの「突き上げ」です。
しかし、驚いたのはスペーシアの場合、突き上げはあるければども気にならないレベルであったり嫌な突き上げ感がないといった回答が多く目立ったという点です。
通常の軽自動車であれば突き上げがひどく乗り心地が悪いとコメントされるのですが、スペーシアに関しては好評のようですね。
乗り心地は満点!スペースの静粛性は良すぎた!
出典:スズキ スペーシア
続いて、スペーシアの静粛性について見ていきましょう。
オーナーの評価は、静かすぎて良いというのが圧倒的な意見でした。そしてその要因はアイドリングストップからの走り出しにあるようです。
オーナーの口コミ:静けさに満足の声
- アイドリングストップからのスムーズな発進は、スペーシアの買いの1つだと思います。
- 良いと思う点は、アイドリングストップからエンジンスタート時のスムーズさと静穏さです
- 静かにスーッと走っていく感じに驚くとともに、病みつきになってしまった。
- 静かです。NAですが十分な性能かと思います。エンジン再始動時の不快なセルモーターの音がしないのは非常に良いです。
これはもう圧倒的な満点評価ですね。さすがハイブリッド車といった感じです。
スペーシアはハイブリッド車なので低燃費を実現するだけでなく、モーターでの走行を可能とします。そのためプリウスなどと同じように発進時の静けさが高い上、すごく静かで滑らかなんです。
出典:スズキ スペーシア クリープ走行
アイドリングストップというのは、ご存知の通り車の走行停止とともにエンジンもストップし低燃費に貢献する仕組みですが、スペーシアの場合は、減速してからおよそ10km/hになった段階でエンジンをストップさせます。
そこから再発進する際にはモーターの力でクリープ走行を行います。
要はキュルキュルいわずに再発進するのでその静かさが評価されているといったところでしょうか。
ちなみにこのクリープ走行は最長で10秒間になります。
実燃費はさすがハイブリッド車!乗り心地も向上
出典:スズキ スペーシア
燃費が良いということは、過度な低燃費走行をしないで良いということですよね。それはつまりドライバーの負担軽減という意味で乗り心地が向上することを表します。
さて、そんなスペーシアの実燃費はどれぐらいなのでしょうか。調査してみました。
まずはカタログ燃費で30km/L
出典:スズキ スペーシア カタログ燃費
スペーシアのカタログ燃費は30km/Lになっています。さすがハイブリッド車ですね。
ただしここから実燃費では2〜3割下がるのが普通です。
スペーシアの実燃費は19.15km/Lで高い燃費効率
スペーシアの実燃費は現在の報告では、19.15km/Lのようです。
出典:みんカラ スペーシア 実燃費
これは、1年間通しての実燃費の報告をもとに作成されたグラフです。
19.15km/Lというとかなり燃費は良い方ですよね。そしてさらにそれ以上の燃費も発揮できることがわかりました。
スペーシアの燃費については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
視界の良さも良好で乗り心地UP!
出典:スズキ スペーシア
続いて、視界の広さについても見てみましょう。
オーナーの口コミ:視界が広く視認性も満足
- 視界は普通車並以上に広く、見通し安全性は大変良い。
- 視界は、Aピラーがパレットよりも細くなってるのでフロントの視界はパレットより良好☆リアもパレットの台形デザインから真四角になってるのでその分良好☆視界はNやタントよりも良好かと思いま
- 視界が良くて閉塞感がない
- 視界は普通車並以上に広く、見通し安全性は大変良い。
視界は広くて良好のようですね。
出典:スズキ スペーシア
特にAピラー(前方の斜め前のボンネットから天井までの柱)は右折するときなどに歩行者に気づきにくく、覗き込む首にも負担がかかったりするんですが、スペーシアの場合は台形のような形でピラーが空いているので覗きこみが不要で視認性が確保できます。
出典:スズキ スペーシア
さらに、評価されているポイントがもう一つあります。それがフロントガラスに映し出されるヘッドアップディスプレイになります。
上記のような画像が窓に映し出されますが、わざわざ下を向く必要がなくなり上下の視線の動きがなくなったことから乗り心地が上がったと判断しても良さそうです。
スペーシアの弱点は室内空間で乗り心地は低下?
一部のオーナーから荷室が狭いという声がありました
オーナーの口コミ:視界が広く視認性も満足
- ハイトワゴンの割には、荷室が狭いですね。後席足元を狭くするといいのでしょうが、そのためのスライド機構なのでしょうか。
確かにハイトワゴンと比べると狭い気がします。
N-BOXと新型タントで比較
ホンダのN-BOXとダイハツの新型タントで比較してみましょう。
N-BOX タント スペーシア
N-BOX | タント | スペーシア | |
---|---|---|---|
全長 | 3,395 | ||
全幅 | 1,475 | ||
全高(FF) | 1,790 | 1,755 | 1,785 |
ホイールベース | 2,520 | 2,460 | |
車両重量(FF) | 890〜940kg | 880〜920kg | 850kg |
乗車店員 | 4名 | ||
室内長 | 2,240 | 2,060〜2,180 | 2,155 |
室内幅 | 1,350 | 1,345 | |
室内高 | 1,400 | 1,370 | 1,410 |
最低地上高 | 145 | 150 | |
サイズの単位:mm |
数字で見るとたしかにハイトワゴンのN-BOXと比べると室内は狭いようですね。新型タントと同じかスペーシアが若干広いようにも感じます。
出典:スズキ スペーシア
ただ、写真で見る限りではなんとなく狭いイメージは否めませんので気になる方はぜひ試乗や実際に見てお確かめください。
本記事のまとめ
出典:スズキ スペーシア
いかがでしたでしょうか。今回はスズキ スペーシアの乗り心地についてオーナーの意見を参考にしながらいろんな視点で見てきました。
乗り心地が評価されていたポイントは、突き上げが少なかったり静粛性の高さだったりと走行時の乗り心地はかなり良い評価を得ていたと思います。
また、スペーシアの最大の特徴が軽自動車のハイブリッド車ということで燃費の良さはさすがで20km/L前後のようでしたね。
一方で、荷室が狭いというオーナーの声からN-BOXと新型タントとで比較もしてみましたが実際に試乗などして見てみるほうが良いかもしれませんね。
その他、スペーシアの関連情報については以下の記事でも紹介していますので引き続きご覧ください。
本記事がみなさまの車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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