ワンオーナーって何?ワンオーナーじゃない車との違いを解説

中古車を買うときにお店の担当者から、これはワンオーナーの車なのできれいですよ!とかワンオーナーじゃないので走行距離が多いんですよねなんていう言葉を聞きますよね。
ワンオーナーって何なのでしょう。そのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。
オーナーが1人ってこと?だから何がいいの?
- ワンオーナーって何?
- ワンオーナー車のメリット
- ワンオーナーじゃない車
- 本記事のまとめ
それでは早速みていきましょう!
もくじ
ワンオーナーって何?
One Owner(ワンオーナー)ということです。つまり新車で買った1人の人が手放した車のことをワンオーナー車と言います。
中古車市場にはたくさんのクルマが溢れかえっていますが、そのほとんどが複数人によって乗り継がれている車になります。
では一体、ワンオーナーとワンオーナーじゃない車は、乗り回した人数の違いだけなのでしょうか。いいえ、そうとも限りません。それぞれメリットやデメリットがありますので解説して見たいと思います。
ワンオーナー車のメリット
新車で買ったオーナーが1人ということは次のようなメリットがあります。
- 新車購入で大切に扱われている
- 走行距離が少ない場合あり
- 年式が新しい場合あり
- 整備記録などの書類が残っている
- 喫煙車でない
- ペットをのせていない
- 新車保証書がある
- 新車保証付きの可能性
- 新車を買える余裕がある
大切に扱われている
ワンオーナー車を買う際のメリットとしては、新車で購入しているのでお気に入りのクルマが大切に扱われていて綺麗な場合が多くあります。
新車にペットを乗せたり、喫煙したりする方は少ない場合があります。複数人が乗り回した中古車と比較すると新車で買った方がモチベーションは当然違いますよね。
参考書類が残っている
複数人で乗り回された中古車の場合、整備点検記録簿や車の保証書が捨てられたりしていて車の検査履歴が残っていない場合がほとんどです。
それに対して、新車購入から近くオーナーが1人の場合のクルマは書類が残っているため中古車として購入する際にメンテナンスされたクルマだという安心感が得られます。
※ワンオーナー車かどうか見分けるコツは、車検証と新車保証書の名義人が同じかどうか見ればわかります。
女性の場合は当たりの可能性
女性の多くは、喫煙をしない、荒い運転をしないような特徴があります。
最初のオーナーが女性である場合には男性オーナーよりも扱いが丁寧で過度の急発進や急ブレーキがないため部品の消耗が比較的少ない場合があります。
販売担当者に以前のオーナーの性別を聞くだけで参考になると思います。
新車保証が残っている場合がある
新車は当然、中古車より値段が高いため新車を買うことができる経済力を表します。そのため新車で買った後にライフスタイルなどの変化で3年後に別の車に乗り換えるという方も多くいます。また、新車で買う場合に売る時の値段を考慮した車選びが主流です。(リセールバリュー)
仮に3年で新車を手放したオーナーの場合だと、メーカーの特別保証が2年間残っています。(一般保証は3年間) そうすると、メーカー保証枠を使って中古車の保証に入らず費用負担を減らすという選択肢もでてきます。
以下の記事で保証なしで買う場合について解説していますのでご覧ください。
中古車を保証なしで買う時の注意点とメリットやデメリットを解説!
ワンオーナーじゃない車
いわゆる複数オーナーということです。複数人で乗り回された車は、決して状態が悪いというわけでもありませんがやはりワンオーナー車と比較すると見劣りはするでしょう。
例えば、走行距離が多い場合や年式が古い、検査された書類がない、修復した履歴があるなどのデメリットが多くあります。
その場合に、複数オーナーが所有した車のチェック方法について、中古車の傷の見分け方やキズの直し方を解説していますのでご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はワンオーナーとはどのような車のことを言うのかについて解説してきました。
前オーナーが1人ということが必ずしも良いというわけではないものの、整備がされた状態の良い車である可能性が高いということは言えるかもしれません。
中古車を購入する際には販売員に乗り継ぎ人数を確認すると良いでしょう。