ホンダ N-BOXとターボの維持費は年間(月々)いくら?概算を分かりやすく試算!

N-BOXを買おうと思った時に、まず最初に考えるのは買えるのか?ということですよね。
というよりは買った後にどれぐらいの支払いがあるのか?という点が大事になってきます。
そこで今回は、N-BOXの維持費について概算の費用を提示しながら解説していきたいと思います。 それでは早速見ていきましょう。
もくじ
N-BOXの維持費は年間で30万円ほど(月々2.5万円)
出典:ホンダ
N-BOXの維持費は年間で30万円前後かかります。1ヶ月なら2.5万円の維持費になります。(ETC費用とローン金利を除いて試算)
その内訳について見ていきましょう。
30万円の内訳
概算費用(年間) | |
---|---|
自動車税 | 10,800円 |
ガソリン代 | 81,000円 |
駐車場代 | 96,000円 |
車検 | 25,000円 |
任意保険料 | 60,000円 |
諸経費(オイル交換等) | 30,000円 |
合計 | 302,800円 |
※任意保険料はおおまかな概算になります。ETCとローン金利を除いて試算 |
続いて内訳の詳細について見ていきましょう。
N-BOXの自動車税は10,800円
出典:ホンダ
自動車税とは毎年4月1日時点で車を所有している人に対して支払いの義務が発生する税金になります。
この税金の計算は、N-BOXが搭載しているエンジンの排気量によって税額が変わり、自家用に使うのか業務用なのかでも税金が違います。
N-BOXの排気量は658ccで、自家用として使うのが一般的なので「乗用(5ナンバー)の自家用」の税金区分を支払うことになります。
そのためN-BOXの自動車税は10,800円になります。自家用の軽自動車は、全て10,800円と覚えておいた方が良いでしょう。
ちなみに乗用車は自動車税が高くなる
軽自動車であれば自動車税は10,800円なので安いですが軽自動車以上(乗用車)になると自動車税が上がります。
例えば、コンパクトカーのフィットなどは排気量が1L以上なので29,500円になります。
排気量が1.5L以上の車は39,500円となり、排気量が0.5L増えるごとに自動車税も約5000円ずつ上がっていきます。
それに比べればN-BOXは軽自動車の分類なので自動車税は10,800円と安いですよね。
ガソリン代は年間8.1万円
出典:ホンダ
ガソリン代は使う人によって違うのですが、目安としては1年間に1万キロ走行が基準になります。
この1万キロ走行はどれぐらいかというと、通勤や通学やお買い物で1日に往復30キロを走り、月に1回遠出するぐらいの走行距離で1万キロ前後になります。
そして、計算の前提条件は以下になります。
ガソリン代は全国平均の138円/Lで計算 N-BOXの実燃費は17km/Lで計算
年間の燃費消費
- 年間走行距離1万キロ ÷ 実燃費17km/L = 588L
1年間のガソリン代
- 588L × 138円/L = 8.1万円/年間
というわけで、ガソリン代は年間8.1万円ほどになります。月間では6,700円程度ですね。
N-BOXの実燃費は以下の記事で紹介していますが17km/Lあたりが実燃費の平均です。
駐車場代の平均は年間9.6万円前後
駐車場代は、地域によって変動がありますが、全国平均の8,000円/月で計算しています。
最寄りの駐車場の金額や相場を知りたい方は駐マップから探すことができますのでご覧ください。
N-BOXの車検代は年間2.5万円ほど
出典:ホンダ
車検は、新車で購入してから3年目に1回、その後2年ごとに1回ずつ受けなければいけません。
一般的に車検代金合計は5万円〜7万円が相場になるので、新車で購入した場合は5万円÷3年間で1.6万円が年間の車検代になります。
中古車で購入した場合には、2年ごとに1回の車検になるので、1年間に車検代が2.5万円となります。
車検代金の内訳(法定費用と点検費用)
出典:ホンダ
上記で車検代の相場が合計5万円〜7万円といいましたが、車検代の内訳は次の2つの種類に分かれます。 法定費用と点検費用です。この2つが合計の車検代金になります。
N-BOXの法定費用
法定費用の中には次の3つの項目があります。
法定費用 | |
---|---|
重量税(2年の本則税率) | 5,000円 |
自賠責保険(24ヶ月) | 25,070円 |
印紙代 | 1,100円 |
合計 | 31,170円 |
N-BOXはエコカー減税の対象ですが消費税が10%になるタイミングで導入される「環境性能割」の関係でここでは5,000円としておきます。
この法定費用については、どこの業者で車検を受けるにもだいたい一律の料金になりますが自賠責保険は12ヶ月〜37ヶ月まで年数を選択できます。
上記の例では一般的な24ヶ月で試算していますが37ヶ月の長期間の方が若干安くなります。(1ヶ月80円程度安くなる)
N-BOXの点検費用
点検費用は、自動車の点検、整備するための費用ですね。そもそも車検を通す意味は行動で最低限走れる状態にすることです。
この点検費用はどこに依頼するかによって大きく金額が変わります。以下は参考例です。
点検費用 | |
---|---|
ディーラー | 3.5万円 |
車検専門店 | 2万円 |
ガソリンスタンド | 2〜2.5万円 |
カー用品店 | 2万円 |
街の整備工場 | 2〜2.5万円 |
こんな感じです。一番安いのはおそらく車検専門店かと思います。
金額にもよりますが1回2年間の車検で5万円程度の費用がかかるので、N-BOXの1年あたり車検代金の合計は2.5万円です。
任意保険料は目安6万円
任意保険料は次のような要因で金額が変わります。
おおよそですが、30代の方で年間3万円〜10万円ほどになるかと思います。
維持費の試算では6万円(月々5,000円)で計算しています。これも等級によって変わるので高い方で年間18万円程度までを想定します。
消耗品や修理代の目安は年間で約3万円
出典:ホンダ
交換が必要になる部品などは以下になります。走行距離や年式、経過年数などによって交換時期なども変わります。
車購入後にかかる主な費用
- エンジンオイル
- エンジンオイルフィルター
- ラジエター液
- ブレーキフルード(ブレーキオイル)
- ATフルード
- バッテリー
- エアクリーナー
- ブレーキパッド
- タイヤ
- スパークプラグ
- ワイパーブレードゴムなど
これらの交換で年間およそ3万円程度を想定
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上記の維持費に含まれていない費用
上記の試算に含んでいないのは次のような費用です。
含んでいない費用
- ETC代金(高速道路利用)
- 自動車ローン金利
ETC代金はどこに行くかで変わるのでご自身で計算されてください。また、ローン金利は以下で補足しておきます。
ローン金利について
引用:三井住友銀行
車を購入する際にディーラーや中古車販売店でローンを組む場合には金利がだいたい6〜7%ほどかかります。 銀行の金利であれば2〜4%程度と安くなりますが審査が厳しくなります。
もし100万円のローンを5年で組んで金利7%だった場合だと金利だけで18万円かかります。つまり支払いは118万円ですね。
これは借りる金額や金利によって変わるので維持費の試算には含めていません。
借り入れ金額や金利、返済額については三井住友銀行の返済シミュレーションで簡単に試算できます。
N-BOXの維持費まとめ
出典:ホンダ
いかがでしたでしょうか。今回はN-BOXの維持費について細かく見ていきました。
結果としては年間おおよそで30万円+ETC代+ローン金利ほどがかかる結果となり、月々だと2.5万円+ETC代+ローン金利になると思います。
任意保険料は目安の幅が大きいので上記でお伝えしたソニー損保で見積もりをするとよりリアルな数字がでてくるかと思います。
あとは、新車を買うのか中古車を買うのによっても支払い金額が変わってくるのでそれも視野にいれて無理のない返済プランでクルマを購入しましょう!
本記事が皆様のクルマ選びに少しでもお役に立てれば幸いです。
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