ダイハツ ミライース特別仕様車のX・Gリミテッドのグレードや違いを解説!

ダイハツ ミライースの特別仕様車ってなんなの?そんな質問をよく聞きます。
本記事では、特別仕様車の何が特別なのかと特別仕様車のグレード2つについて分かりやすく解説しています。
ミライースの特別仕様車について知りたい場合には、ぜひ最後までご覧いただければと思います。それでは早速見ていきましょう。
もくじ
ミライース特別仕様車のグレード
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車の装備
まずは、ミライースの全てのグレードを見てみましょう。
グレード名 | 燃費(2WD) | 価格 |
---|---|---|
B | 35.2km/L | 約84万円 |
B “SA Ⅲ” | 35.2km/L | 約90万円 |
L | 35.2km/L | 約87万円 |
L “SA Ⅲ” | 35.2km/L | 約93万円 |
X “SA Ⅲ” | 34.2km/L | 約108万円 |
特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ” | 34.2km/L | 約109万円 |
G “SA Ⅲ” | 34.2km/L | 約120万円 |
特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ” | 34.2km/L | 約122万円 |
この中で、特別仕様車は2つありますね。
「特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ”」と「特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”」になります。
特別仕様車のGリミテッドについても通常のG “SA Ⅲ”の装備をベースアップしている仕様になっています。
ベースアップといっても価格帯からすると1〜2万円程度しか変わらないので「若干」装備がアップグレードされています。
とは言え、意外と価格の面でお得なので通常のXやGグレードを買うなら特別仕様車を買ったほうがお得に買えるんです。
では、具体的に特別仕様車というのがなんなのか?を解説していきます。
ミライースの特別仕様車って何が特別なの?
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車の連動リヤワイパー
特別仕様車について簡単に言うと以下の通りになります。
特別仕様車の仕様
- 純正ナビ装着用アップグレードパック(バックカメラ、16cmリヤスピーカー、GPSアンテナ)搭載
- 寒冷地仕様
- リバースに連動してリヤワイパーが動く
この3つが特別仕様車に加わっています。がっかりした方もいるかもしれませんがたった3つの装備が特別仕様車に加わっただけですね。
ただ、通常グレードと特別仕様車の価格差は1〜2万円程度なのに、この3つの装備は2万円以上するのでお得に買えます!この3つの装備について具体的に見てみましょう。
ミライース特別仕様車に純正ナビ装着用アップグレードパックを搭載
これはオーディオ周りの装備です。バックカメラ、16cmリヤスピーカー、GPSアンテナがついています。
バックカメラは絶対ほしい!
通常グレードでバックカメラをつけるとなるとメーカーオプションで別料金になりますが、特別仕様車を買うとこれが標準搭載されます。
出典:CarWatch ミライース 純正ナビ装着用アップグレードパック
価格は税込で19,440円なので特別仕様車がお得!
出典:ダイハツ ミライース 純正ナビ装着用アップグレードパック
通常グレードにバックカメラをつけると19,440円かかりますが特別仕様車なら標準搭載されているのでX“SAⅢ”グレードやG“SAⅢ”グレードを選ぶぐらいなら特別仕様車を買ったほうがお得ですよね。
特別仕様車の寒冷地仕様ってどういうこと?
寒冷地仕様というのは、雪が降る寒い地域向けの仕様という意味になります。もちろん雪国の方でなくても問題ありません。
寒冷地仕様の車は一般的に以下のようなメリットが得られます。
寒冷地仕様車の一般例
- バッテリー容量が大きい
- ミラーの曇り対策が施されている
- 雪による凍結対策あり
雪国にお住いの方であればそれを考慮したクルマ選びが重要ですよね。そのためミライースを購入検討中の方で雪国の方であれば特別仕様車から購入検討されることをおすすめします。
リバース連動リヤワイパー
これは、バックする際にギアをリバース(R)に入れたと同時に後方のワイパーが作動するシステムです。
雨や雪が降っている際には必須になる装備ですね。ちなみにリアワイパーは通常グレードはついていません。
出典:ダイハツ ミライース Bグレード
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車Xリミテッド
ワイパーがあるかないかの違いですね。ちなみにホイールやドアミラーも違います。
1点注意点としては、この特別仕様車に上記の装備をつける場合2WDと4WDの条件があるということです。
詳しくはダイハツのミライース主要装備一覧表からご覧ください。
さて、ここから先は2つのグレードの装備を見ていきましょう。
とはいっても通常グレードのX“SAⅢ”やG“SAⅢ”に上記で挙げたような3つの装備が加わっているだけなのですが、一応紹介していきます。
特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ”
特別仕様車の意味合いについては前述したように3つが装備されています。
それ以外にこのXリミテッドのグレードの主な特徴を抜粋しました。
特別仕様車Xリミテッドの主な特徴
- 電動格納式(カラード)
- 電動格納式ヒーテッド(カラード)
- LEDヘッドランプ
- リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ)
- 衝突回避支援システム“スマートアシストⅢ”
- コーナーセンサー
- セキュリティアラーム
- キーレスエントリー
- パワードアロック(全ドア)
- エアコン マニュアル(ダイヤル式)
- 16cmフロントスピーカー
- 14インチフルホイールキャップ
こんな感じの装備内容です。特徴とすれば、スマートアシストⅢの安全装備が搭載されていることや14インチのホイールキャップのエクステリアです。
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車Xリミテッド
正直、エクステリアは通常グレードとあまり変わりませんね。目立つところだとホイールとドアミラーぐらいです。
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車Xリミテッド内装
インテリア部分については、Gリミテッドより質感が若干劣ります。
例えば、プッシュボタンスタートではなく鍵タイプだったり運転席の高さ調整やハンドルの位置調整はできません。
価格は約109万円になりますができれば13万円高くなりますがGリミテッドを検討してみるのも良いでしょう。
続いて、そのGリミテッドについて見てみましょう。
特別仕様車 G“リミテッド SA Ⅲ”
このGリミテッドは、ミライースの中で最上級グレードと言っていいでしょう。
特別仕様車Gリミテッドの主な特徴
- オート格納式(キーフリー連動・カラード)
- オート格納式ヒーテッド(キーフリー連動・カラード)
- LEDヘッドランプ
- リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ)
- シートヒーター(運転席/助手席)
- 運転席シートリフター
- チルトステアリング
- 衝突回避支援システム“スマートアシストⅢ”
- SRSサイドエアバッグ
- コーナーセンサー
- セキュリティアラーム
- プッシュボタンスタート
- キーフリーシステム
- パワードアロック(車速感応式オートロック機能付)
- エアコン オート(プッシュ式)
- オートライト
- 16cmフロントスピーカー
- 14インチアルミホイール
こんな感じです。主な特徴は、Xリミテッドよりもだいぶデジタル式になった感じですね。
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車Gリミテッド
これもエクステリアは通常グレードとあまり変わりませんね。ホイールとドアミラーぐらいです。
出典:ダイハツ ミライース 特別仕様車Gリミテッド内装
インテリアでだいぶ今風にはなっています。例えば、運転席の高さ調整ができたりシートを暖かくするシートヒーターがついたりエアコンがプッシュ式になったりプッシュボタンでエンジンがかけられたりと言った感じです。
今時の軽自動車であればこれらの機能は普通についているんですが、ミライースは低価格にこだわっているのでそもそもこれらの機能を省いていたんですよね。
価格は約122万円になるので最上級グレードにしては、他の軽自動車と比べても安い方だと思います。
スマートアシストⅢの機能については以下からご覧ください。
スマートアシストⅢの機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 衝突警報機能
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能
- 先行者発進お知らせ機能
※詳細はダイハツのスマートアシスト機能とは?からご覧ください。
ミライースの燃費について
出典:ダイハツ ミライース
続いて、気になる燃費についても見てみましょう。
ミライースの場合、特別仕様車であっても通常グレードとほぼ実燃費は変わらないと思います。
特別仕様車の場合のカタログ燃費は、34.2km/Lとなっていますが、実燃費は21.38km/Lぐらいになるかと思います。
以下の記事で実燃費について詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
気になる乗り心地はどう?
出典:ダイハツ ミライース
ミライースの乗り心地って気になりますよね。
燃費が良くて価格も安いということはどこかデメリットがあるはずです。
そして、実際にそのデメリットというか、ミライースの欠点を見つけました。ずばり乗り心地に不満や低評価があります。
これは特別仕様車だけでなくミライースの通常グレードも同じなので以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
本記事のまとめ
出典:ダイハツ ミライース車内
いかがでしたでしょうか。今回は特別仕様車のグレードであるXリミテッドとGリミテッドについて解説をしてきました。
通常のXやGグレードを買うよりも特別仕様車を買ったほうが価格の面でお得に買えることがお分かりいただけたのではないかと思います。
また、2つのグレードの装備についてもふれましたが、やはりXグレードはアナログチック、Gグレードが今風のデジタルな感じになりますね。
できればXリミテッドがほしいところですが、価格が120万円前後ですので低価格を優先するのであれば、B “SA Ⅲ”というグレードあたりでも良いかもしれません。
通常のグレードについては以下の記事でまとめておりますのでぜひご覧ください。
本記事が車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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