スズキ ハスラーの乗り心地は最悪の声!不満や欠点は多いが良い点もあり!

スズキのハスラーといえば、非常に人気の高いクロスオーバーSUVです。
遊べる軽自動車としてもCMなどで人気を博しましたが、その乗り心地はというと満足している評価の一方いで欠点の多い結果となったようです。
本記事ではハスラーの乗り心地についてオーナーの評価を参考にしながら解説しています。
それでは早速見ていきましょう。
もくじ
突き上げや揺れが激しく乗り心地は悪い
出典:スズキ ハスラー
オーナーのコメント:突き上げが激しい
- 段差は跳ねます。凸凹道は、ヤバイくらい揺れます。
- 路面の凹凸を乗り越える際の弾む感じ、スピードがのっている状態だと、やや横滑りしてるのかと思うくらいです。
- これもサスペンションの設定のせいかかなり揺れます。
- とにかく跳ねる、揺れる。ショック変えたりしたものの改善されず。少し舗装が悪い一般道をまともに走れないのは車としてどうなのか。
オーナーからはかなりの揺れを感じるといったコメントが多く見られますので具体的にどれぐらいなのか気になるところですよね。
以下で走行している様子を撮影した動画があるのでご覧ください。
出典:岡崎五郎のsuzuki ハスラーでいこう!
動画を見ると分かりやすいのですが、悪路での走行とはいえ、車内がかなり揺れているのがお分かりいただけるかと思います。
ハスラーはこの揺れや振動が大きいようで、コンビニ入る際の段差の乗り上げや走行時にマンホールを超えるときなどに大きな衝撃が加わるようですね。
そのためオーナーからは、低評価となるようなコメントが多く見られています。
視界は良好で乗り心地UP
ハスラーの視界についてはオーナーから満足といった声が多く聞かれました。
出典:スズキ ハスラー
出典:スズキ ハスラー
オーナーのコメントを見てみましょう。
オーナーのコメント:視界は満足
- 95点ぐらい取れるクルマだと思います。背筋を伸ばして高い運転姿勢で乗れるクルマがよかったので、視界もよく気持ちよく運転できます。
- 角ばっていて見切りがよく、アイポイントも高いので視界は良好です。
- 視界が広いためか運転中の疲れは皆無です。
ハスラーの視界は満足という声が多いようですがその理由は、ドライバー席から見えるボンネットや車体の小ささですね。
ハスラーの視認性が良い理由
出典:スズキ ハスラー
運転席に座るとよくわかりやすいのですが、運転席からボンネットが見えるということは縦列駐車をする時や信号待ちなどの車間距離などがわかりやすいというメリットがあります。
出典:スズキ ハスラー
さらには駐車場でのバックや車庫入れ、狭い道路などでの取りまわりの良さは重宝されています。
ハスラーの最小回転半径は4.6mなので小回りのききやすい車といえるでしょう。
つまり、ハスラーは視認性が高い上、小回りもききやすいので乗り心地が良いという評判につながってきているのだと思います。
シートの乗り心地は気になる点がある
出典:スズキ ハスラー
ハスラーのシートについては満足の声よりも、不満や欠点となるようなコメントが多くありました。
オーナーのコメントは以下の通りです。
オーナーのコメント:シートは座りにくい
- シートはもう少しホールド性が欲しいところ。
- 欠点はシートがベンチシート風で、センターの方が剛性があり、腰が完全に水平になりにくいこと
- 男にはキツイ! シートが滑り易い
- シートにもっと腰があるものにして欲しいね。
ハスラーのシートは不満に感じるオーナーが多い印象がありました。
気になるシートタイプとしてはグレードによってレザーなども一部使われますが、基本的にはソファなどに使われるファブリックを使用しています。
出典:スズキ ハスラー 室内
出典:スズキ ハスラー 室内
このシートが若干滑りやすいというデメリットがあり、生地の伸縮性も今一歩でホールド感に欠けるような座り心地になっています。
しかしハスラーの後席部分は広さと言う点では定評があるようです。
シートを後ろによせた状態だと、拳が3つ分程度は確保できるスペースがあります。さらに床と座面の間隔を十分に確保しているので座った時の姿勢が優れている点は良い点だと思います。
快適装備で乗り心地もアップ
出典:スズキ ハスラー
続いてハスラーに搭載されている快適装備についても見ていきましょう。オーナーによれば非常に評価の高い装備類がついているようです。
オーナーのコメント:装備が良い
- シートヒーターは即暖で朝イチのエアコンが効くまでの間とても助かります
- オートライトやワイヤレスキーにシートヒーター、キー連動自動ドアミラー開閉、レーダーブレーキサポートなど実用性の高い装備がついています。充実装備に納得しました。
- 朝はエンジンの温まりが遅く、温風が出るまでに時間がかかりますが、シートヒーターがあるので寒くはありません。
- クルーズコントロールとパドルシフトはいらないなと思っていましたが、燃費が良くなるのでなるべく使用するようにしています。
評価されている装備について簡単に紹介しましょう。
出典:スズキ ハスラー クルーズコントロール
まずは高速道路などでアクセルを踏まずに自動で車速を維持するクルーズコントロールが乗り心地の面で評価されています。
運転中のドライバーの負担を軽減するだけでなく、無駄なアクセルワークが減りますので低燃費にも貢献してくれる機能ですね。
出典:スズキ ハスラー シートヒーター
冬の時期には欠かせないのがシートヒーターです。
コメントの中で温風が出るまでに時間がかかるとありましたが、シートヒーターの即効性はかなり高いようで特に寒い地域だと重宝されているようですね。
出典:スズキ ハスラー UVカット
女性のお肌を紫外線から守ってくれる、UVカットガラスですね。
紫外線を約99%カットしてくれるのでドライブ中に日焼けを気にする必要がありません。
出典:スズキ ハスラー ナノイー搭載エアコン
設定した室温を自動で調整してくれるのがフルオートエアコンですが、これに加えてナノイーを搭載しています。
ナノイーはエアコンの吹き出し口から微粒子イオンを放出します。お肌や髪にもやさしい弱酸性であるため女性からの人気が高くなっています。
車内の静粛性は高い方
出典:スズキ ハスラー
オーナーのコメント:車内は静か
- 峠から一般道までストレスなく走ることができます。アイドリングストップからの、始動も静かでです。
- 夏場はSエネチャージと燃費に優れたエンジンで経済的に優しく、低速では非常に静か
- エンジン騒音は比較的少なく,静かな部類。
- エンジンはパワーをかけなければ意外と静かです。2000回転程度の通常走行時はエンジン音が気になりません。
ハスラーの車内はというとアイドリングストップも静かでエンジン音が気にならないといったコメントが多く見られました。
Sエネチャージで静かなエンジン始動
出典:スズキ ハスラー S-エネチャージ
ハスラーに搭載されているのがS-エネチャージといわれるモーターでエンジンをアシストする機能です。
低燃費を実現するための仕組みでもありますが、静けさにも一役を担っています。
ハスラーのアイドリングストップは、時速13km/h以下になるとエンジンを自動でストップさせて低燃費に貢献しますが、エンジンを再始動させるときにはISGのスターターモーター機能によってベルトを介してエンジンを始動させることになります。
これがアイドリングストップからの発進をする際の静粛性に効果が高いようですね。
ハスラーは一定の環境下ではうるさくなる?
一定の条件を超えるとうるさくなるというようなオーナーのコメントもあるようですのでご紹介します。
オーナーのコメント
- 2000回転程度の通常走行時はエンジン音が気になりません。
- 60kmぐらいまでは割と静かではあるが、それ以上ではエンジン音が少し目立つ。
オーナーの口コミの中で上記の2点が気になりました。
エンジン回転数とスピードですね。今回テスト走行を行っていませんので、この辺りは実際に試乗されることをおすすめします。
ハスラーの燃費は満足の評価
出典:スズキ ハスラー
燃費が良いということは給油回数を減らすことにもつながることから車自体の乗り心地の良さにも関係してきます。
そこでハスラーの実燃費についても調査してみましたのでご紹介します。
カタログ燃費は32.0km/L
まずはカタログ燃費になりますが、ハスラーはグレード別にカタログ燃費が若干異なりますが、標準値は32.0km/Lとなります。
出典:スズキ ハスラー カタログ燃費
グレード別にカタログ燃費を見ると以下のようになります。
グレード名 | 燃費(2WD) | 価格 |
---|---|---|
Jターボ | 27.8km/L | 約157万円 |
J | 32.0km/L | 約148万円 |
Gターボ | 27.8km/L | 約140万円 |
G(5MT) | 26.4km/L | 約119万円 |
G(CVT) | 32.0km/L | 約132万円 |
A(5MT) | 24.8km/L | 約110万円 |
A(CVT) | 26.6km/L | 約110万円 |
ターボ車になると、4km/Lほど燃費が下がりそうですが実燃費について見てみましょう。
ハスラーの実燃費は年間平均で19.02km/L
出典:スズキ 実燃費
ハスラーの実燃費は年間平均で19.02km/Lとなりました。オーナーからの評価は高い傾向にありますので燃費は良いと判断できます。
実燃費に関する記事は以下で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
本記事のまとめ
出典:スズキ ハスラー
いかがでしたでしょうか。今回はスズキのハスラーの乗り心地についてオーナーの意見を見ながら解説してきました。
乗り心地の面で評価されていたポイントは、ボンネットに目が届くため視界が良好で、ヒートシーターなどの充実した装備が備わっておりSエネチャージなどによって静粛性も高いといったところでした。
一方で欠点となっていたのは、突き上げや振動が激しくシートがホールド性がなく座りにくいので乗り心地はよくないといった点になります。
シートの座り心地については、オーナーによって満足と答えた方もいるので、一度試乗してみることをおすすめします。
本記事がみなさまの車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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