中古車購入の流れを簡単に整理!わかりやすい解説で説明!

中古車を購入したいけれども全体的な流れが知りたい!そんな方のためにスケジュール感をまとめてみましたのでご覧いただければと思います。
中古車の流れってどんな感じになるの?納期が早いイメージがある
- 中古車購入の流れ
- 本記事のまとめ
それでは早速見ていきましょう!
もくじ
納車までの流れ

まずは車を検討するところから納車されるまでの流れを見てみましょう。全体像を見ることでスケジュール感を頭に入れておくことが大切です。
- 予算を決める
- 目的や用途を決める
- お店に問い合わせ
- 見積もりをもらう
- 現車確認や状態の確認
- 契約する
- 書類の準備と手続き
- 保険の契約
- 請求金額の支払い
- 納車
順に解説して行きます。
予算を決める

まずは中古車を購入する際の予算を決めましょう!予算の考え方は次の3つに分けることができます。
1つ目は今持っている車がいくらぐらいで売れるのかの査定金額と、2つ目は車両の本体価格+オプション費用でいくらにするか。そして3つ目は、月々の保険料やローン、金利を含めていくらまでなら支払えるか(何年払いにするのか)という点です。
例えば、200万円くらい予算があるとした場合に、今持っている車が50万円で買取してもらえる想定で、残り150万円のローンを組むとしましょう。 仮に借入期間を5年間で5%の金利だった場合に、支払い総額は約170万円の支払いとなるので月々の支払いが28,300円となります。
この概算の予算をあらかじめざっくり計算しておくことがクルマ選びにとって重要です。 返済額試算シミュレーションで簡単に計算することができます。
目的や用途を決める
ありがちなのは、買い物や送迎にしか行かないのに、オプションとしてサンルーフをつけるとか燃費の悪い車を購入してしまうことです。サンルーフをつけるだけでも10万円以上かかるため何のために車を買うのかを最初に決めておきましょう。
また誰が運転するのかを考えることも大事です。幼い子供がいて、奥様が送迎や買い物に使う場合が多いのであればタントやN-BOXなどの燃費が良く小回りがきき、パワースライドドア式やバックモニター付きのもの、というような決め方が望ましいです。
お店に問い合わせ

予算と目的が決まったらある程度ネットで相場観を見てみましょう。
カーセンサーやグーネットであれば大手中古車販売店からローカルな店舗まで幅広く掲載出店しているのでおおよその価格帯を認識できると思います。ただし、ここでは見る程度と認識した方が良いでしょう。現在のところモラルのない業者も一部でありますので、相場観を把握した上で大手の中古車販売店へ問い合わせすることをおすすめします。
例えば、ガリバーやネクステージ、ビッグモーターがそれにあたります。また、買取の依頼を行うことで自宅まで営業マンが査定に出張してくれますので査定額も把握できます。
見積もりをもらう

お店に行った場合には、営業担当者と商談になります。予算や目的が決まっていれば希望に合わせた中古車を紹介してくれるでしょう。
ただし、お店が提示してくれる見積書の中身はしっかり確認しましょう。
主には以下のような項目で掲載されています。
例えばですが、車両本体価格が安い割にオプションなどの金額が高い場合には、本体価格の一部をオプションに入れ込んでいる可能性もあります。ネットの情報と照らし合わせながら相場観をもっておくことが重要です。
※ただしネット掲載の金額は安い場合が多いのであくまで目安です。
また、他にも見積書を見ると納車費用と記載がありますがお店まで車を取りに行くのであれば省ける費用になります。
納車費用をおさえたい場合には中古車の納車費用とは?内訳を知って節約しよう!でもご紹介しています。
維持費や費用に関しては、結局、車の維持費っていくらかかるの?費用をわかりやすく解説でもご紹介していますので参考にできます。
このように、見積もり金額が高かったり不自然な項目が入っている場合には理由を聞いて他店舗でも見積もりをもらうと良いでしょう。
現車確認や状態の確認

続いて、中古車を購入する際に一番大事な部分が購入する車の状態確認です。
中古車の場合は新車と違い状態が1台1台異なることから金額にも差が出てきます。この金額が変動する理由としては、年式、走行距離、グレード、傷や修復歴などが挙げられます。
傷の良し悪しについては中古車の傷の見分け方やキズの直し方でも解説していますので参考にすると良いでしょう。
それから、中古車であっても車検が切れていない場合は試乗することができますので実際に乗ってみることを強くおすすめします。
最近だと、現車確認せずに買う方もいますが乗って初めて気づく傷や状態もありますのでチェックは必要です。
契約する

さて、いよいよお待ちかねの、車が自分のものになる瞬間です。車という資産を所有することになるわけですが、契約の際に重要なのが注文書(売買契約書)の内容です。
クルマの購入の場合に、一度契約をするとキャンセルがなくクーリングオフも通用しません。仮にキャンセルができた場合でも本体価格の30%ほどのキャンセル料を請求されることがあります。そのため契約内容は必ず読んでサインしましょう。
見るべきポイントは中古車を購入後に注文書のキャンセルはできる?契約について でも詳しくまとめていますので参考になります。
書類の準備と手続き
契約書が無事に締結できたらあとは書類の準備と手続きです。主な手続き内容は、所有者になるための名義変更、車の保管場所を表す車庫証明、本人であることを表す印鑑証明書を管轄する運輸支局へ提出することで車検証が発行されます。
必要書類の手続きに関しては中古車を買う時の印鑑証明や委任状、車庫証明など必要な書類について解説します!で説明していますのでご覧ください。
保険の契約

車の保険には2種類あり、強制的に入る自賠責保険と任意とされている任意保険があります。
自賠責保険は対象が人物に限るので物にぶつかった場合や人に重傷を負わせてしまった場合にまかないきれません。そのため任意保険には必ず入っておきましょう。
保険に加入するタイミングは購入契約をしてから納車される前に済ませることがベストになります。また任意保険の無駄がないように、納車日と任意保険の開始日を同じ日にしておきましょう。
保険の申し込みからおおよそ4日〜7日程度で保険が開始されますので逆算して準備しておくことが必要です。
請求金額の支払い
もし、頭金などを支払う条件があれば納車前のこのタイミングに支払うことが一般的です。詳しくは販売員に聞いて見ましょう。
また、頭金についての得する情報として中古車の頭金はいくら?メリットや相場をまとめて解説を参考にしていただけたらと思います。
納車

そして最後に納車になります。一般的には契約してから納車されるまで早くて3日、遅くとも2週間ほどとなっています。(最短即日で可能な場合もあり)
書類やローンの審査不備などがなければ比較的早く納車することが可能です。
納車の際は費用をおさえるためにもできれば店舗まで取りに行くようにしましょう。また、現車確認などをせずに購入した場合には、店舗担当者と商談した際の説明内容と車が一致しているかを確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は中古車を購入する際の流れやスケジュール感について解説してきました。
契約成立から納車までの期間は1週間〜10日ほどを目安にしましょう。あとは冒頭にお伝えした、予算と目的をしっかり決めた上で、販売店の担当者とともに良い、自分にあった車を探しましょう!