2019年フィット4のフルモデルチェンジ最新情報まとめ!ホンダの新型デザインとは?

もくじ
新型フィット4のデザイン
フィットが2019年秋にフルモデルチェンジされますが、その姿や性能については多くのニュースが飛び交っていますよね。
そこで今回は、4代目フィット4の情報をまとめましたので初心者の方向けに解説していきたいと思います。
フィットはこれまでに3回のフルモデルチェンジを重ねてきました。初代のフィットは2001年モデル、2代目は2007年モデル、3代目に2013年モデルと変更を重ね、いよいよ2019年に4代目のフィットがフルモデルチェンジを経て誕生します。
6年に1回の大幅変更となるわけですが、一体なにがどのように変わるのでしょうか。
まずは、海外で撮影されたスパイショットがありますので見てみましょう。
また、フィット4(FIT4)は海外のドイツでよく走行テストをされているのですが、前回のモデルチェンジの際には宇都宮ナンバーでテスト走行している姿が見受けられました。まぁ街中をこんなデザインの車が走っていればテスト走行車というのは一目瞭然ですよね。
海外でのテスト走行動画もありますので貼っておきます。
続いて、2019年7月時点で新たな情報を入手しましたのでお見せしたいと思います。
これまでは、上記のようにカモフラージュした形で新型フィット4の走行テストが行われてきましたが、ここ最近になってカモフラージュなしの画像が公開されました。それがこちらです。
ただしこの画像の出どころは不明ですのでこれが実際の新型フィット4なのか?という段階です。それにしてもいかにも次世代のフィット4の特徴が生かされたデザインテイストになっていますよね。
初代のフィットをイメージさせるような雰囲気を残しつつクロスオーバーのような仕上がりになっているように感じます。比較してみたところ次のようになります。写真右上が初代のフィットです。
フィット4は2019年秋に開催される東京モーターショーでお披露目予定になりますが、2019年8月〜9月に予約を開始して10月〜11月には発売を開始する予定となっています。
現行のフィット3のボディサイズ(全長×全幅×全高=3990×1695×1525)と比較すると全長の幅が4000mmを超えるのではないかということが想定されています。
フィットはコンパクトカーの中だと、ライバル車のマーチやヴィッツなどと比較しサイズ感が大きい印象がありますので今回のモデルチェンジでもさらに車体の長さに特徴がでてくるのかもしれません。
コンパクトカーでありながらセンタータンクレイアウト方式(燃料タンクを前側の座席したいに配置したホンダの特許技術)を採用した車室の広さはフィットの最大の武器になりそうです。
デザインはというと、CR-Vやインサイトのようにホンダ特有の共通するデザインとなりそうです。
ヘッドランプ部分が若干大きくなり、フィット3よりもキャラクターライン(ボディの横側にある凹み)を抑えて高級感を誘うようなデザイン性が予想されています。
実際に、過去に3回のフルモデルチェンジを行なったフィットを見ていくと、可愛さのようなデザインから高級感よりのデザインに変化しているようにも取れます。
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↑初代フィット
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↑2台目フィット
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↑3台目フィット
↑4代目フィット?
それからフィット3の口コミなどでも多く言われた前方ピラー(運転席側右斜め前の柱部分)部分で見えづらい点を解消できるかという点が、筆者としては期待しているところです。
というのは、斜め前方部分で三角形のサイドウィンドウが備わる予定でこれによって視界の確保が期待できるからです。
ピラー部分の懸念を解消できれば前方部分はフィット特有の、ボンネットからルーフのラインが滑らかさに定評があるため、前方の視界は良好と言えそうですね。
2種類のエンジン
新型フィット4へ搭載される予定のエンジンは次の2種類です。
- 1.0L直3ダウンサイジングターボエンジン
- i-MMD2モーター式ハイブリッド
上記2つについて簡単に説明しましょう。
1.0L直3ダウンサイジングターボエンジン
まずエンジンについて理解するために、最高出力と最大トルクについて知っておきましょう!
出力というのは、トルク×回転数で導くことができます。
自転車の場合で例えると、ペダルを踏んだ時の力がトルクになりますのでトルクとペダルを漕いだ回転数の掛け合わせが出力ということになります。
新型フィット4に搭載される、1.0L直3ダウンサイジングターボエンジンの性能は以下のようになっています。
- 最高出力:126ps
- 最大トルク:18.4kg-m
では現在のフィットのエンジンはどうかというと、1.5Lエンジン比較でも
- 最高出力:132ps
- 最大トルク:15.8kg-m
となっています。
つまり、ダウンサイジングターボエンジンでも1.5Lエンジンと同等レベルの出力値がありトルクについてはこれを上回っていますので、アクセルを踏んだ際の加速性能とスピードが向上していることがわかります。
i-MMD2モーター式ハイブリッド
i-MMDというのは、インテリジェント・マルチモード・ドライブの略で主に小型車向けに開発されたハイブリッドシステムのことを指します。
通常、車が走行を行う際には1個のモーターを使って走らせていますが、車のスピードを減速させた際にリチウムイオン電池に電気を蓄えることができますのでそれを走行に使います。
このi-MMD2モーターが優れているのはモーターが2つあるため、発電とモーターの駆動を同時に行うことができる点です。
そのためエンジンを停止させた状態でも車を走行させることができるので走る距離が長くなり燃費が向上するという仕組みになります。
走行テストした際の、実燃費についても気になるところですね。
本記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。今回は新型フィット4について現在公開されている情報のまとめをお伝えしてきました。
現在のところ、販売価格についてはフィット3よりも10万円〜20万円ほど値上がりすることが想定されていますのでおそらく180万円〜200万円あたりになるのではないかと予想しています。
2019年10月23日から開催された東京モーターショーでの新型フィット4に関する最新の情報は以下で解説しています。
その他フィットの情報に記事をまとめていますのでご覧ください。
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