三菱 eKスペースの乗り心地はかなり良かったが不満が大きい結果に。

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おすすめカー用品や便利グッズをご紹介!

三菱のeKスペースは2014年に発売を開始した初代モデルの軽トールワゴンです。

その特徴といえばホンダの売れ筋車種であるN-BOXに匹敵するほどの広い室内空間があり、主婦やファミリー層からも運転のしやすさ、移住空間で高い評価を獲得しています。

本記事では、そんなeKスペースの乗り心地についてどのような点が良いと評価されていて不満や欠点はどこにあるのかといった視点で解説していきたいと思います。

まずは燃費と価格を確認した後で乗り心地を見ていきましょう。

グレード別の燃費と価格を確認

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eKスペースのグレードは特別仕様車をいれて全部で4種類あります。グレード別の燃費と価格は以下のようになっています。(カスタム車除く)

グレード名 燃費(2WD) 価格
T 22.2km/L 約165万円
G 特別仕様車 22.0km/L 約154万円
G 22.0km/L 約154万円
M 22.0km/L 約134万円

Tグレードと特別仕様車のみがターボエンジンを搭載しておりGとMグレードがNAエンジン(自然吸気)になっています。

それでは早速、乗り心地がについて見ていくことにしましょう。

子供やママを考えた車で乗り心地良し!

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eKスペースのインテリアでは圧倒的に多かった評価として、子供がいる家庭で扱いやすいクルマだった!という点でした。

室内空間はかなり広い印象で、それだけでなく小さなお子さんの乗り入れにも最適な空間になっていたようです。

特に評価されていた部分を以下でご紹介していきます。まずはオーナーのコメントから見てみましょう。

オーナーのコメント:満足!

  • 助手席下のスライド収納は前後ともに利用でき便利であり、シートが撥水生地なのも良い。
  • 屋根が高くて持て余すくらい空間が広い。後部座席は子供が余裕でお着替えできます
  • 小さい子供も乗るので、撥水シートはありがたいです。
  • リアサーキュレーターで後部座席も安定して冷やせる

子育ての夫婦や小さなお子さんのいる家庭向けの装備が充実しているといった声が多く聞かれました。以下で主な装備内容を見てみましょう。

室内空間は明るくて広い

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後述しますが室内空間はかなり広いといった印象で特に室内長はホンダのN-BOXと同じですのでお子さんが立って着替えができるほど広い空間があります。

また、アイボリーの内装柄も落ち着いた雰囲気が印象的でメーカーオプションをつければブラックのインテリアに変更することもできます。

シートが撥水加工だから汚れにくい

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小さなお子さんや子供たちが食べ物や飲み物をこぼしてしまった時でも汚れが拭き取りやすい仕様になっています。

天井にも利便性の高い収納がある

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オーバーヘッドコンソール

ウェットティッシュなどを入れるぐらいのスペースが天井に備え付けられています。こちらに赤ちゃんのお尻拭きなどをいれているオーナーも多いようですね。

室内を快適に保つイオンを放出

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ロールサンシェード

車内に入る日差しや紫外線をカットできるロールサンシェードを搭載。特に夏場にはぴったりの装備でチャイルドシートなどが熱くならずに快適に過ごすことができます。また、室内のプライベート確保にも有効ですね。

両側スライドドア

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両側スライドドア,ワンタッチ電動スライドドア

前席のドアは85度まで開くことができさらには両側にスライドドアを完備しています。また、スライドドアの開け閉めは人差し指でタッチするだけの電動です。

お子さんを抱きかかえて乗り降りするときやチャイルドシートを装備する際にはとても魅力的な広さと装備になります。

サーキュレーター

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サーキュレーター

後方シートに涼しい風や暖かい風を送ってくれるリヤサーキュレーターも人気の装備のひとつです。室内を快適空間にするためにも後方に取り付けられており、さらにナノイー搭載でイオンを放出してくれるので空気もクリーンな状態を保つことができます。

N-BOX並みの広い室内で乗り心地UP

eKスペースの車両サイズ、室内サイズについて驚きなのは軽自動車で人気No.1車種であるホンダのN-BOXと同等レベルの広い空間があるという点です。

どれくらい同じなのかというと実際に数値で比較してみましょう。

  N-BOX eKスペース
全長 3,395
全幅 1,475
全高(FF) 1,790 1,775
ホイールベース 2,520 2,430
車両重量(FF) 890〜940kg 920〜950kg
乗車店員 4名
室内長 2,240 2,235
室内幅 1,350 1,320
室内高 1,400
最低地上高 145 150
サイズの単位:mm

全長、全幅、室内長はN-BOXと全く同じでその他にあまり違いはありませんね。

eKスペースがこの広さで両側スライドドア、室内装備などが充実しているとなると小さなお子さんのいる夫婦やファミリー向けのクルマだと言えそうですね。

この全長ながらもカーブや車線変更の際にはドライバーの姿勢や傾きは、最小限に抑えられているように感じられますので走行に関しても問題なさそうです。

広いだけでなく視界も確保

以下の写真はeKカスタムの室内になりますがこれぐらいの開けた十分な視界が確保してあるため運転がしやすいクルマだと言えます。

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注目ポイントはドライバー席から見る細いAピラー(右斜め前の柱)にあるフロントクォーターガラスです。遮り(さえぎり)がなくピラーが細いこともあり右折や左折の時、高速での合流時には広い視界が確保され横断する歩行者などもすぐに発見できる点が魅力です。

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後方側から前席を見てもかなり広い印象があるかと思います。実際に試乗などで確認してみるとより分かりやすいかと思います。

しかしeKスペースは良いところだけでなく不満や欠点もあるようでした。

口コミなどで調べてみたところ走行時の乗り心地(エンジン性能)についてが、かなり不満の多い結果となっているようでしたので以下からご紹介していきたいと思います。

走行時の乗り心地は悪すぎた

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eKスペースはどうやら走行についてはかなり悪い評価の方が多く見られました。まずはオーナーの口コミから確認してみましょう。

オーナーのコメント:満足!

  • 本道に合流する時など、冷やっとするくらいのゆっくり発進とのんびり加速です
  • 上り坂で一度停まったあと、再び動き出すときは踏みつけないとなかなか加速しないのは事実です。
  • うるさい上、音質も悪いです。少し負荷をかけると「ガアーーーッ」って唸ります。

走行性能に関しては悪い、、、、というよりは音が若干うるさく感じたりパワー不足を感じたりといったようなコメントが多いようですね。もちろん走行に関して満足しているオーナーも見られましたのでどちらかといえば乗り心地が悪いと答えたの方が多い印象です。

  NA ターボ
型式 3BA20 MIVEC
最高出力kW(PS)
/r.p.m.
36[49]/6,500 47[64]/6,000
最大トルクN/m(kgf・m)
/r.p.m.
59[6.0]/5,000 98[10.0]/3,000

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インタークーラーターボチャージャー

最上級グレードのTグレードと特別仕様車ではターボエンジンが搭載されていますが、それ以外はNAエンジン(自然吸気)のようですね。

エンジンの性能については現在のワイトワゴンなどと比較すると劣りますので良いとは言えません。坂道を登る際にはエンジンがかなり頑張っている感じがしたり、高速での合流でもついていけるのか心配になるなどパワー不足を感じることも多々あります。

オーナーのコメントでも冷やっとするくらいのゆっくり発進、加速するという声も多いため走行性能については評価が低く乗り心地が悪いと言わざるを得ません。

では、あの問題についてはその後どうなったのでしょうか。それも見てみることにしました。

燃費達成率は上がり乗り心地も良い

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2016年に報道された燃費不正の問題ですが2019年現在ではどのように改善され、実燃費がどうなったのか気になるところですよね。

燃費の良さは、ドライバーの乗り心地にも影響してきます。まずはカタログ燃費を見てみましょう。

カタログ燃費では22.2km/Lで悪そう?

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eKスペースのカタログ燃費の数値はJC08モードで22.2km/Lとなっています。軽自動車の燃費にしては良いとは思えません。

同ジャンルであるホンダのN-BOXやダイハツのタントなどはカタログ燃費で27km/Lほどですのでそこからするとかなり低い数値ではないでしょうか。

ただ、重要なのはカタログ燃費ではなく実燃費です!ということでその実際の燃費について調査してみたところ以下のような結果となりました。

実燃費は18.4km/Lで良い!

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実燃費報告

上記はeKスペースを購入したオーナーからの年間の実燃費報告をグラフ化したものになります。

2016年に燃費不正と改善を経て、3年以上たちましたがカタログ燃費と実燃費の差がかなり縮まり今では実燃費ベースで18.4km/Lを達成しているようです。

ガソリンエンジンでカタログ燃費との達成率が83%ほどですのでかなり良い数値と言えますし、低燃費のクルマだとも言えそうですね。

オーナーの中には10km/Lを割る時もあるというコメントもありますが、燃費が良いと答えるオーナーがかなり多くいましたので現在は18km/L前後の実燃費を達成するクルマだと思って良いかと思います。

eKスペースの実燃費については以下の記事でも詳しく解説していますので引き続きご覧ください。

突き上げはなく乗り心地抜群

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ここまで見てきてエンジン性能が評価を落としていたことから、eKスペースの運転中の乗り心地についてはかなり懸念がありましたが、意外なことに高評価がついているようでした。オーナーのコメントで確認してみましょう。

オーナーのコメント:高評価が多い!

  • 段差も楽々で、振動も少ないです
  • 皆さん仰るとおり、乗り心地は良いです。変なフワフワもありませんがガンって突き上げもないです。普通車の大きめなミニバンに乗ってる感じもあり、長距離などでは不安感が少ないと思います。
  • 全然悪くない。Nboxだろうがタントだろうがスペーシアだろうが、軽ハイトワゴンはこんなもの。

一部のオーナーは燃費不正の問題もあったことでかなり厳しい目で見ているようですが、前述したように燃費部分も改善されており運転中の乗り心地については高評価の多い内容が多く見られました。

振動が少なく、軽ハイトワゴンらしい乗り心地で悪い要素は見つからず、むしろ乗り心地がよかったといったコメントが多いようでしたね。

先ほど室内環境については触れましたので装備の面で乗り心地の良さを見てみることにしましょう。実は乗り心地をあげているポイントは快適装備にあるようでした。

乗り心地が良いのは快適装備のおかげ?

この快適装備ってどんなものか気になると思いますが、eKスペースやeKシリーズには、快適装備であって安心装備であって、低燃費にも貢献する装備が装着されています。

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それがe-Assist(イーアシスト)と呼ばれる機能やその他の関連する装備になります。

乗り心地に貢献する機能や装備

  • クルーズコントロール
  • アシストバッテリー
  • オートストップ&ゴー
  • ECOドライブアシスト

上記は主に燃費に貢献する機能が多いため、以下の記事でも詳しく解説しています。

そのためここでは少しだけ触れます。

バッテリーに充電

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アシストバッテリー

信号などで減速時に発生するエネルギーを使い、バッテリーへチャージし車内の電装品に使用することで低燃費を実現しています。

アシストバッテリー機能については以下の動画からでも確認できます。

13km/h以下のアイドリング

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出典:三菱 eKスペース カタログ燃費

続いて、アイドリングストップ(オートストップ&ゴー)の機能になります。エンジン停止状態からの走りだしがスムーズなので車内の静粛性も高く静けさを保つことができます。

ECOドライブアシスト

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ECOドライブアシスト

ドライバーの運転においてエコドライブをアシストしてくれる装備です。

ドライバーのアクセルワークが悪い場合にメーターで確認できるディスプレイが備わっていますのでエコドライブと低燃費の実現が乗り心地UPという評価を獲得しています。

高速道路で追従するクルコン

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クルーズコントロール

高速道路では前走車追従でアクセルワーク改善につながるだけでなく負担軽減になるのがクルーズコントロールです。

自動で追従してくれるので過度なアクセルやストップの作動がないため乗り心地は人間の運転よりも高い評価があるようですね。

振動や静粛性の評価

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eKスペースの走行時の振動や静粛性の観点からオーナーの乗り心地評価についてコメントを見ておきましょう。

オーナーのコメント:満足!

  • 足がすごく良いです。ロールが少なく安心感のあるしっかりとした足です
  • 車内の静寂性に家族全員びっくり。変な異音全く無し。他の所有車のエスティマと同レベルかそれ以上。
  • 段差も楽々で、振動も少ないです
  • 普通車の大きめなミニバンに乗ってる感じもあり、長距離などでは不安感が少ないと思います。

上記のようにオーナーのコメントを見ても、突き上げや振動、カーブなどでのロール(傾き)は少なく乗り心地としては快適と答えたオーナーが多くの割合を占めています。

また、静粛性も高く室内に入ってくる音も少ないようであるとすれば高速で速度を出した際のロードノイズ程度といった意見が多く聞かれました。

また4.4mの最小回転半径であるためUターンをする際や狭い道路や駐車時などでの操作性はかなり高い方かと思います。

1点、懸念をあげるとすれば、前述したようにやはりエンジン性能の部分ですね。NAだと走行の際の非力さ、パワー不足を感じてしまう点は事実のようです。

本記事のまとめ

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いかがでしたでしょうか。今回は三菱のeKスペースの乗り心地を解説してきました。

乗り心地評価の点で良かったのは、子育ての夫婦や小さな子供に最適の室内空間があり、装備や収納が充実しているので快適な車内という点にありました。

また、ドライバー席からの視界も広く突き上げ感もないので走行する際には高評価を獲得するポイントとなっていたということが分かりました。

しかし一方で、走行の際に不満となっていた点もありました。それがエンジン性能の悪さと燃費についてです。

エンジンについては、やはり非力感が感じられるようで特に走行に敏感なオーナーからはクレームといっていいほどの走りが悪いというコメントが目立ちました。

ただし、走りも思ったほど悪くないという意見のオーナーも見られましたので実際に自分にあった車かどうかは試乗してみることをおすすめします。

また、2016年の燃費改ざん問題で発覚した燃費不正から3年以上すぎましたがカタログ燃費と実燃費の乖離も非常によく改善されていて燃費も良いというオーナーの報告が多く見られました。

しかしこの燃費について信頼できていないというオーナーも一部いて燃費が10キロを割ってしまうとコメントしている方も少数でいました。

eKスペースの実燃費は以下でも詳しく解説していますので引き続きご覧ください。

本記事がみなさまの車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。

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