日産 新型デイズ おすすめグレードとその特徴を分かりやすく解説!

2019年3月に発売された日産の2代目新型デイズですが、高速道路での一部自動運転に加えて、スマートシンプルハイブリッドを搭載し低燃費を実現するなど先進的で魅力的な軽自動車です。
そんな日産デイズの購入を考えた際に頭を悩ませるのがグレード選びではないでしょうか。
デイズには7種類のグレードがあり、備わっている装備や内外装にも違いがでてきます。
そこで今回は、おすすめグレードを2、3ほど紹介しながらグレードの特徴について解説したいと思います。
それでは早速見ていきましょう。
もくじ
新型デイズのグレード一覧
出典:日産 デイズ
新型デイズには7種類のグレードがあります。
グレード名 | 燃費(2WD) | 価格 |
---|---|---|
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 25.2km/L | 約167万円 |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 28.6km/L | 約159万円 |
ハイウェイスターGターボ | 25.2km/L | 約157万円 |
ハイウェイスターX | 29.8km/L | 約149万円 |
X | 29.4km/L | 約134万円 |
S | 29.4km/L | 約129万円 |
ボレロ | 29.4km/L | 約143万円 |
グレードの見方を簡単に言うと以下のようになります。
グレードの意味
- ボディのデザインは3種類あり通常モデルとハイウェイスターとボレロ
- グレード名にターボと記載があるものはエンジンがターボ車でそれ以外はNA車(自然吸気エンジン)
- プロパイロットエディションは主に高速道路での自動運転を実行する機能付き
- ボレロはカスタムモデルでおしゃれなデザイン
ざっくりと、グレード名の意味合いを言うとこんな感じになると思います。
グレードごとの最大の違いは快適で便利な装備がついているかついていないかになります。
装備を全てご紹介すると長くなってしまうので本記事ではおすすめグレードをベースにその魅力を解説していきたいと思います。
細かな装備の違いについては日産デイズの主要装備一覧からご確認いただけます。
新型デイズのおすすめグレードはハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
新型デイズでおすすめしたいグレードは、ターボエンジンを搭載したこの最上級モデルのハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションになります。
グレード名が長いのですがこのグレードの特徴を簡単に言うと、ハイウェイスター仕様の外装デザインで、ターボエンジンを搭載し、高速道路で一部自動運転を実現できる、装備豊富なグレードと言う感じでしょうか。
ただし、装備が充実しているので価格は約167万円と高価になっています。
それではこのグレードのおすすめポイントについて見ていきましょう。
プロパイロット機能で疲れを軽減
出典:日産 デイズ プロパイロット
まず、プロパイロット機能というのはなにかというと、アクセルペダルやブレーキべダルを踏まなくても車が自動で前走車に追従する機能です。
完全な自動運転とまではいかないもののある一定の環境下では自動で走行してくれます。
またプロパイロットのもう一つの機能としては、車線の中央をキープして走行してくれることです。
車線からはみ出しそうになったときにステアリング(ハンドル)を戻してくれますし、カーブなどでは自動でステアリングをきってくれるので手はハンドルに添えていればOKです。(あくまで運転を支援する機能なので、何もしないでも運転してくれるというわけではありません。)
このプロパイロットが搭載されたグレードは、次の2つしかありません。
上記のグレード表で、ハイウェイスターのGターボプロパイロットか、ハイウェイスターXのプロパイロットグレードの2つですね。名前にプロパイロットと付いているので分かりやすいかと思います。
プロパイロットについては、以下の動画で紹介されていますのでご覧ください。
出典:日産 デイズ プロパイロット、インテリジェントLI
ターボエンジンを搭載した走りが魅力
出典:日産 デイズ エンジン性能
おすすめする2つ目はターボエンジンを搭載しているためNAエンジン(自然吸気)と比較すると走りにパワーがあるからです。
違いを表で確認してみましょう。
NA | ターボ | |
---|---|---|
型式 | BR06型 | |
最高出力kW(PS) /r.p.m. |
38[52]/6,400 | 47[64]/5,600 |
最大トルクN/m(kgf・m) /r.p.m. |
60[6.1]/3,600 | 100[10.2]/2,400〜4,000 |
NAエンジンと比較するとやはりターボの方が最高出力(パワー)と最大トルク(加速)の点ではかなり上回っていますよね。
街乗りをメインで使う場合にはNA車でも問題ないですが、遠出する機会が多い方や通勤で高速道路を使う場合などはターボ車の方が追い越しなどでスムーズな加速ができ十分なパワーがある点からおすすめしています。
エクステリアの違い
最後に、ハイウェイスターと通常モデル(XやSグレード)と比較すると、エクステリアの違いも特徴的な点があります。
画像で確認してみましょう。
通常のデイズとカスタム車のボレロは似ていますが、ハイウェイスターはフロントデザインやリヤのデザインに特徴があります。
フロント部分のVモーショングリルからヘッドライトにかけてシャープで鋭い印象なのがハイウェイスターのグレードになります。
またリヤ(後方)のバンパーやルーフ部分もスポーティーな仕様になっていますよね。
以上がおすすめしたい大まかなポイントになります。
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションのグレードにしかついていない3大ポイントです。
続いて、装備についても見ていきましょう。
おすすめする理由は装備にあり
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションをおすすめする理由は充実した装備です。
アラウンドビューモニター搭載
アラウンドビューモニターは、バックなどで駐車を行う際に車を上空から映し出したような映像がミラーに表示される仕組みです。
前方、後方、サイドの死角となっている部分を映し出してくれます。
出典:日産 デイズ インテリジェント アラウンドビューモニター
周囲に動くものがある時には表示やブザー音で知らせてくれるので安全面でも優れています。
この装備が標準で搭載されているのは、プロパイロットエディションのグレードのみになります。
ちなみにそれ以外のグレードになると通常のバックビューモニターのみになります。
日産オリジナルナビ取付パッケージが標準搭載
日産オリジナルナビ取付パッケージについても、プロパイロットエディションにしかついていない装備です。
出典:日産 デイズ インテリジェント アラウンドビューモニター
前述したアラウンドビューモニターを大きく表示でき、室内のスピーカーも6つ装着されます。
インテリアは質感が高くなる
続いて、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションのインテリアについても見てみましょう。
出典:日産 デイズ Gターボ プロパイロット室内
出典:日産 デイズ Gターボ プロパイロット室内
上記はハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションの室内インテリアですが、これでも標準タイプになります。
さらに3.3万円ほど出すとプレミアムコンビネーションインテリアというタイプを搭載できます。
以下のように室内をガラッと変えることができます。
出典:日産 デイズ プレミアムコンビネーションインテリア
出典:日産 デイズ プレミアムコンビネーションインテリア
ちなみにSやXの通常のグレードになると、インテリアも以下のように変わります。
これでも悪くはないのですが、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションと比較するとやはり高級感や質感の部分でかなり変わってきますよね。
安く抑えたいならおすすめのXグレード
出典:日産 デイズ
価格をもう少し抑えたいと言う方のために、次におすすめしたいグレードとしては、ハイウェイスターのXグレードです。
通常のSやXグレードだと装備については若干物足りなさを感じてしまいますが、ハイウェイスターのXグレードであれば価格を抑えつつも充実した装備がついてくるというところがポイントです。
ハイウェイスターには4つのグレードがありますが、その中では最下層になるのがこのXグレードです。
正直、装備に関しては前述した最上級グレードのハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションとそれほど変わりがありません。
大きく変わるのは、プロパイロット(高速道路での一部自動運転)を搭載しているかターボエンジンを搭載しているかという点です。
なのでデイズを安く買いたい方で、街乗りをメインで走るならハイウェイスターのXグレードがかなりおすすめですね。
主なグレードで比較表を作ってみました。
グレード | S | X | ハイウェイスターX | ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション |
---|---|---|---|---|
価格 | 約129万 | 約134万 | 約149万 | 約167万 |
ヘッドライト | ハロゲン | ハロゲン | LED | LED |
フォグランプ | – | – | ○ | ○ |
ステアリング | ノーマル | ノーマル | 本革巻 | 本革巻 |
プッシュエンジンスターター | – | ○ | ○ | ○ |
プロパイロット | – | – | – | ○ |
エンジン | NA | NA | NA | ターボ |
スマートシンプルハイブリッド | – | – | ○ | ○ |
いかがでしょうか。価格を抑えたい方へのおすすめはハイウェイスターのXグレードです。
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションと比較してもエンジン性能とプロパイロットの部分以外は大まかには変わらないことと、通常のXグレードよりも「新型デイズ」の機能を実感できるモデルです。
価格をもっと安くおさえるために通常のXグレードでも問題はないですが、前述したようにエクステリアやインテリア、装備類はダウンするかと思います。
細かな装備の違いについては日産デイズの主要装備一覧からご確認いただけます。
スマートシンプルハイブリッドは欲しい!
ついでにもう一つ付け加えておくと、通常のSとXのグレードにはスマートシンプルハイブリッドというシステムが搭載されていません。
これは低燃費を実現する上であった方が良いシステムです。
出典:日産 デイズ スマートシンプルハイブリッド
スマートシンプルハイブリッドは、減速する際の運動エネルギーをバッテリーに保存しておき、走行する際に電力でエンジンをアシストする役割があります。
これによって、無駄なエンジン出力を抑えることができるのでアイドリングストップの機能とあいまって低燃費を実現するための仕組みです。
この機能はSとXグレードには搭載されていないので注意が必要です。
そのため、価格を抑えたい方であっても、おすすめのグレードは、ハイウェイスターのXグレードということになります。
ちなみに、スマートシンプルハイブリッドを使うことで低燃費が実現できますが、実際にデイズの実燃費はどれぐらいなのでしょうか。
以下の記事でデイズの実際の燃費をご紹介していますので気になる方はご覧ください。
本記事のまとめ
出典:日産 デイズ
いかがでしたでしょうか。今回は日産 新型デイズのおすすめグレードについてご紹介してきました。
一番おすすめしたいグレードはやはり最上級グレードのハイウェイスターGターボ プロパイロットエディションになります。
このモデルには高速道路での一部自動運転という最新機能がついていて、ターボ車なので加速やパワーがあり、スマートシンプルハイブリッドによる低燃費を実現できます。さらに装備が豊富といった感じです。
ですが、最上級グレードだけあって価格は約167万円と若干高いようにも感じますよね。
そんな時にオススメしたいのはハイウェイスターのXグレードです。
自動運転機能や装備類が充実していないですが必要なものは揃っています。NAエンジンなので街乗り中心の方であれば価格も149万円程度ではあるのでおすすめです。また、スマートシンプルハイブリッドによって低燃費も可能です。
それよりも価格を抑えたい場合には通常モデルのXグレードになります。ちなみにSグレードは装備がかなり省かれるのでおすすめしません。
ただし、前述したように通常のXグレードはスマートシンプルハイブリッドが搭載されていないので、デイズを購入する際には、できればハイウェイスターの中で特にXグレードおすすめします。
その他、新型デイズの関連記事は以下でもご紹介していますので引き続きご覧ください。
本記事がみなさまの車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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