ダイハツ キャスト スタイルのグレード毎の違いを分かりやすく解説!

今回はダイハツ キャストの中でもスタイルのグレードについて紹介していきます。
グレード自体は多くあるように感じますが大まかな部分さえつかめば分かりやすいかと思います。
まずはキャスト スタイルのグレードから見ていきましょう。
もくじ
ダイハツ キャスト スタイルグレード一覧
出典:ダイハツ キャスト スタイル
グレード名 | 燃費(2WD) | 価格 |
---|---|---|
①Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” | 27.0km/L | 約158万円 |
②G“プライムコレクション SA Ⅲ” | 30.0km/L | 約147万円 |
③Gターボ“SA Ⅲ” | 27.0km/L | 約151万円 |
④G“SA Ⅲ” | 30.0km/L | 約141万円 |
⑤X“SA Ⅲ” | 30.0km/L | 約129万円 |
⑥X | 30.0km/L | 約122万円 |
特別仕様車 Gターボ“VS SA Ⅲ” | 27.0km/L | 約148万円 |
特別仕様車 G“VS SA Ⅲ” | 30.0km/L | 約137万円 |
特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ” | 30.0km/L | 約129万円 |
キャストのスタイルモデルの中だけでもグレードが多いのですが、グレードの違いをかなり簡単に言うと以下のようになります。(特別仕様車は別記事で紹介するためここでは除きます)
グレードごとおおまかな違い(特別仕様車を除く)
- グレード名にプライムコレクションとついている①と②は内装の色が黒とブラウン色になり革やレザーを取り入れ高級感が増しています。
- “SA Ⅲ”という名前がついたグレードはスマートアシスト3が装備されています。
- ①と②はNA車かターボ車の違いです。
- ③と④もNA車かターボ車の違いです。
- ⑤と⑥は④より若干質がおちてます。
- ⑤と⑥はスマートアシストⅢがついているかいないかの違いです。
なのでスタイルのモデルを選ぶ際には、NA車かターボ車のどちらにするか選び、インテリアをプライムコレクションか通常カラーにするかを選びあとは装備でどれをつけるのか、という順番で選ぶと比較的決まりやすいかと思います。
では具体的にキャストのグレードについて解説していきます。(特別仕様車は別記事でご紹介します。)
まずは上級グレード(表の上)から順に見ていきます。
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”
キャストのスタイルのGターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”は、最も最上級のグレードなので充実した装備になっています。
エクステリアはグレード別であまり変わらない
出典:ダイハツ キャスト スタイル Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” 外装
最上級グレードの外観はこんな感じです。最下層のグレードと違いを比較してみましょう。
最下層のグレードとエクステリアを比較
最上級グレードのGターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”と最下層グレードのXグレードとエクステリアを比較してみました。
出典:ダイハツ キャスト グレード比較
価格の差は約36万円ありますが、見た目はあまり変わらないですね。
主なエクステリアの違いは次の4つです。
エクステリアの違い(最上級グレードの最下層グレードで比較)
- 15インチアルミホイール
- Bi-Angle LEDヘッドランプ
- LEDフォグランプ&メッキフロントバンパーガーニッシュ
- スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)
写真で見ると上記4箇所で微妙な違いがありますが、最上級グレードと最下層のグレードでエクステリアについてはほぼ違いがありません。
インテリアの質感は全く違い高級感がある
続いてインテリアを見てみましょう。インテリアについては最下層のXグレードと比較してみると質感がかなり高級になっています。
出典:ダイハツ Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”
出典:ダイハツ Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”
出典:ダイハツ キャスト グレード比較
具体的に最上級グレードと最下層グレードでインテリアのどの部分に違いがあるかを表にしてみました。
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ” | Xグレード | |
---|---|---|
ステアリング | 革巻(シルバー加飾付) | ウレタン |
シート | レザー調(ブラック) | ファブリック(スエード) |
インパネ | ブラウン×ブラック | シルバー×ブラック |
シフトレバー | 本革 | ウレタン |
ドアアームレスト | レザー調 | ファブリック |
シートヒーター | 標準搭載 | 別途メーカーオプション |
SRSサイドエアバッグ | 標準搭載 | なし(搭載不可) |
※詳しく見たい方はダイハツ キャスト スタイルのグレードガイダンスをご覧ください |
上記が主な違いですが、Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”は最上級グレードだけあって、主に本革やレザーを取り入れ高級感を演出しています。
対する最下層のXグレードだとウレタンを使用しスエード調のファブリックタイプの仕様になります。
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”のエンジン
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”のエンジン性能はKF型の型式を採用しています。KF型というと軽自動車の中では性能がやや劣る印象がありますが数値で確認してみます。
キャスト | ノーマル | ターボ |
---|---|---|
型式 | KF型 | |
最高出力kW(PS) /r.p.m. |
38[52]/6,800 | 47[64]/6,400 |
最大トルクN/m(kgf・m) /r.p.m. |
60[6.1]/5,200 | 92[9.4]/3,200 |
ホンダのN-BOXなどと比べると馬力やトルクが下回っていますね。エンジン性能についてはキャストの馬力で解説されています。
その他の装備
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”の特徴となるその他の装備については以下のような感じです。
その他の主な機能
- スマートアシストⅢを搭載
- 純正ナビ装着用アップグレードパックを標準搭載
- パノラマモニター対応カメラがメーカーオプションで取り付け可能
※スマートアシストⅢの詳細はダイハツのスマートアシスト機能からご覧ください。
G“プライムコレクション SA Ⅲ”
G“プライムコレクション SA Ⅲ”は前述した最上級グレードのGターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”とほぼ一緒です。主な違いは、次の4つだけです。
2つのグレードの違い
- NA車(自然吸気)かターボエンジンの違い
- インパネセンターシフトが本革ではなくウレタン仕様
- カタログ燃費は30km/LにUP
- 価格は約11万円安い
ほぼ、NA車かターボ車の違いだけで価格差が11万円変わってきますね。カタログ燃費はターボ車よりUPします。この違いだけなのでその他の説明は割愛します。
続いて最上級グレードから1つダウングレードしたGターボについて見てみましょう。
Gターボ“SA Ⅲ”
上記で解説した、プライムコレクションとの違いを見ていきましょう。主にインテリアの違いになります。
エクステリアはプライムコレクションとほぼ同じ
エクステリアでプライムコレクションと違うのはスーパーUVカットガラスではなく通常のUVカットガラスになりコンフォータブルパックがオプションになるだけの違いです。
インテリア
インテリアに違いがあります。
出典:ダイハツ Gターボ“SA Ⅲ”
出典:ダイハツ Gターボ“SA Ⅲ”
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”とのインテリアの違い
- 運転席シートヒーターがメーカーオプションになる
- 内装色がファブリックやシルバー色、スエード調に変わる
その他の装備の違い
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”と比較して装備部分がダウンします。ちなみにGターボ“SA Ⅲ”のグレードもターボ車なのでプライムコレクションと同じエンジン性能です。
Gターボ“プライムコレクション SA Ⅲ”との主な違い
- SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)がついていない
- クリーンエアフィルターにダウングレード
- 純正ナビ装着用アップグレードパックがついていない
これらの装備(主にはインテリアとその他の装備)がなくなった分、価格が約7万円分下がり、約151万円になります。
G“SA Ⅲ”
G“SA Ⅲ”は前述したG“プライムコレクション SA Ⅲ”とほぼ一緒です。主な違いは次の4つだけです。
2つのグレードの違い
- NA車(自然吸気)かターボエンジンの違い
- インパネセンターシフトが本革ではなくウレタン仕様
- カタログ燃費は30km/LにUP
- 価格は約10万円安い
ほぼ、NA車かターボ車の違いだけで価格差が10万円です。カタログ燃費はターボ車よりUP。このグレードもこれだけの違いだけなのでその他の説明は割愛します。
X“SA Ⅲ”
X“SA Ⅲ”になると若干ですが質感が落ちます。
X“SA Ⅲ”のエクステリア
出典:ダイハツ キャスト スタイル X“SA Ⅲ” 外装
エクステリアについてはこれまで解説した、プライムコレクション以外のGターボ“SA Ⅲ”とG“SA Ⅲ”と似ています。そこから若干質がおちるのでそれをベースにして標準搭載されていない装備を解説したいと思います。
エクステリアで標準搭載されていない主な装備
- スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)が搭載されていない
- コンフォータブルパックが搭載されていない
- ヘッドランプがLEDではなくハロゲンになる。
- LEDフォグランプがついていない
- 15インチアルミホイールではなく15インチフルホイールキャップになる
X“SA Ⅲ”のインテリア
出典:ダイハツ X“SA Ⅲ”
出典:ダイハツ X“SA Ⅲ”
インテリアについても搭載されていない主な装備を挙げます。
インテリアで標準搭載されていない主な装備
- ステアリングが革巻ではなくウレタンになる
- ドアアームレスト、オーディオパネル、カップホルダー照明などがオプションになる
- SRSサイドエアバッグはついていない
- スーパークリーンエアフィルターがついていない
- 純正ナビ装着用アップグレードパックがついていない
X“SA Ⅲ”のグレードの特徴は上記のように装備を削ったことにありますが、これだけの装備を省くと価格が129万円になります。
ワンランク上のグレードがG“SA Ⅲ”だったのでそこからすると約12万円ほど変わってきます。
Xグレード
Xグレードは最下層のグレードです。上記で説明したX“SA Ⅲ”と比較すると、スマートアシストⅢがついていないだけの違いです。
出典:ダイハツ
スマートアシストⅢの機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 衝突警報機能
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能
- 先行者発進お知らせ機能
※詳細はダイハツのスマートアシスト機能とは?からご覧ください。
スマートアシストⅢを省いたことで価格は約7万円下がり122万円になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はキャストのスタイルモデルの中のグレードについて解説をしてきました。
分かりづらい部分があったかと思いますがさグレードごとに若干のの違いはありますが、おおまかな違いは前述したように、インテリアのカラーや質感、エンジンの違い(NA車かターボ車)に加えて価格の違いといったところかと思います。
グレードが多い分、クルマ選びの際に悩むかと思いますが、ある程度おおまかに変わる部分だけを先に決めるとどのグレードが自分に合っているのかや価格帯も見えてくるかと思います。
本記事がみなさまの車選びにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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